ノラ猫とフェドラ帽

ノラ猫とフェドラ帽の観察をしています。

2013年からずっと放置です。

<< January 2013 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

STETSON Whippet (ステットソン ウィペット) LinerにロゴとSweatbandにロゴ

国内、海外問わず、いまだ人気の高いSTETSON Whippetモデル。

やっぱり美しい形だと思う。

Whippet-willow



このWhippetモデル、見分ける方法が何通りかある。

A.Liner(裏地)にWhippetの赤文字があるもの
  よく見かけるのはこのタイプ。
 
Whippet brown 2



Whippet Dark Grey Logo



このタイプはSweatband(すべり)にWhippetの文字はない。
運が良ければ、下の画像のようなラベルがSweatband(すべり)に残っている。
ちょっと見えにくいがStyleのところにWhippetと書かれている。


Whippet Willow Label



B.Sweatband(すべり)にWhippetと刻印があるもの
ときどき(まれに)見かけるのだが、下画像のもの。

Whippet on Sweatband 1



Whippet on Sweatband 2



このSweatbandにWhippetの刻印があるタイプはカナダで作られたものとアメリカのフェドラ愛好家のフォーラムでは推測されている。


これら、本物のWhippetかどうかを判断する方法は、簡単に偽装できることも考慮に入れなければならない。

まず、Liner(裏地)だが、非常に簡単に取り外しが可能。
Sweatband(すべり)はLinerよりは困難だが、裁縫の得意な人には簡単だろう。
ラベルは入手するのが困難、Sweatbandから剥がすのも困難。
やるとすれば、Sweatbandごと入れ替えるのだろう。


Whippetモデルに似たSTETSONじゃないハットメーカーのものは非常に沢山ある。それらも高額でアメリカ市場に出回る(Whippetほどではないにしろ)。
なので、Whippetに似たほかのフェドラ帽を買って、WhippetのLinerなり、Sweatbandを取り付けることを考えたとしてもコストが割に合わない。
アメリカではコストが割りに合わない。
しかし、日本では・・・
(実際にヤフオクで売られていたのを見たことがある。)

自分も完璧にフェドラ帽が見分けられるわけではない。
なので、ヤフオクなどで販売する時に返品可能にしている。
よく見て自分の目で確かめて納得のいくものを入手していただきたい。
ヴィンテージフェドラ帽 > Stetson > 調査記録 | comments (0) | trackbacks (0)
                                    
CATEGORIES
NEW ENTRIES
RECOMMEND
RECENT COMMENTS
  • 12月24日の入荷 STETSON 「Open road 25」と「Temple」
    jun (12/26)
  • アメリカの古きよき時代のハットメーカー 「LaSalle Hat Company」とブランド「Champ」
    jun (12/25)
ARCHIVES
PROFILE
OTHER
  • count : hits!